博士の愛した数式 読んだ


表現はわからないところもあった、というかあまりわかっていない。

薄紫色のセロハン、だったかな?それはすぐにピンと、来た。

 

新しい記憶が80分しか持たない博士の家に家政婦として主人公の“私”と、博士が、子供を一人にしてはいけない、というので“私”の息子(10歳)も学校が終わったら博士の家へ行くことになり、主にこの3人の交流の話。博士は数学オタクで、他のことは、回文とアイロンかけ以外はうまくできない。博士は子供を理由は不明だが愛しており、息子のルート(頭のてっぺんが平らだから)を一緒に過ごした記憶を忘れても日々可愛がっている。

 

主人公の“私”は言いたいことは率直に言うタイプだ。気が強いのか、仕事ができるから多少強気に出ても大丈夫なのか。私(ブログ主)だったら何も反論できない。怖くて言えない。

 

主人公の“私”と息子のルートは博士の影響で数学の美しさを感じるようになる。

 

“私”とルートにとって博士は家政婦とその息子というだけでなく、友情が芽生える。博士が熱で体調不良になり、勤務時間を越えて看病のために家に泊まってしまったら、義姉がそれを知り通報し、家政婦紹介所からも男女の一線を越したのではないかと疑われてしまう。“私”は他の派遣先に変えられるが、頭の片隅には博士が心配でいた。そんなある日、ルートが博士の家に遊びに行ってしまい義姉に呼び出される。義姉は子供を利用して博士の財産(実際には無い)を狙っているのではという疑いをかけられる。私”は誤解を解こうとするが、言い争いのようになる。記憶が無い博士はひとつの数式のメモをテーブルに叩きつけた。“私”には意味がわからなかったが、義姉は意味を理解し、それからはおとなしくなり、また博士の家政婦として“私”は雇われることになる。博士が叩きつけたその重要であろうメモは、“私”か後日調べたところオイラーの定理のページにあった。

 

私(ブログ主)は数学わからない人間なのでこれが定理なのか、途中の式なのかわからない。本の中でもなぞなままだった。義姉がNらしいので、他のπやiは“私”とルートのことだろうか。πは円周率、iはなんだかわからない。私のイメージで推理すると、無秩序の2人(“私”とルート)に義姉n(博士の宝箱の缶にnとわかる写真、義姉の写真があった。)が加わると0、壊して意味を無くすということかな、と思った。それとも昔その数式の意味するところを義姉は聞いたことがあるのかもしれない。数学わかる人ならわかるのだろう…うーん、私にはきっと一生わからなそう。

 

 

博士のフケとか爪に垢溜まってるとか、私だったらちょっと引いてしまうと思った。毎日同じ初対面のやり取りをするのも、わかっててもたまにうっとうしくなったり悲しくなるんじゃないかと思った。“私”とルートは優しい。

博士との一見面倒な些細な日常がルートの人生に大きな影響を与えた。

 

一瞬ホラー小説のように感じたところもあった。子ジカの死体、突然寄ってきて「金」とだけ言って貰って立ち去る女性、意地悪な雇い主、考えられないよような要求(内容忘れたが、こんな人いるのかよ、って思った。)をする雇い主。これこのお話で必要なの?って思ってしまった。何か意味があるから書いてあるのだろうけど…。

 

この本を中学生くらいに読んでいたら高校の数学が楽しくなっていたかもしれない。いや、結局わからないだろうから今と同じかな、私の場合。

野球カードって私も存在しか知らない。今も売っているのだろうか。


映画化されてるから、映画見たら理解が深まるのか、それとも時間の制約でストーリーの大筋しかやらない、かな。